P3D Communityは非商用に限り無料で使うことが出来るソフトウェアです。基本操作も製品版とほぼ変わりませんので、P3Dが気になる!と思われましたらまずインストールしてみてください。(Lumiscapheアカウントの作成、もしくはGoogleアカウントでのログインが必要です)
P3D Communityを起動すると、上図のようにスタートスクリーンが表示されます。ここは過去に開いたファイルが一覧表示されるようになっています。
他のソフトで言うと、Adobe系ソフトの「スタート作業スペース」や、Office系ソフト「最近使ったアイテム」のようなイメージです。
今回はデフォルトで入っている「bike」のファイルを開いてみましょう。
ファイルが読み込まれたら①「Configurable MTB Model」のプロダクトを選択してください。マテリアルの読み込み後、自転車のモデルが表示されるかと思います。
P3DはShaper画面・Matter画面で機能が分かれており、②Matterボタンを押すと画面が切り替わります。(Matter画面に切り替えるとShaperボタンになります)
Shaper画面では、オブジェクトの表示・非表示、オブジェクトの移動、影の作成などマテリアルに関係のない部分を触ることができます。
Matter画面では、マテリアルアサインや環境の設定、カメラの設定などマテリアルに関する部分を触ることが出来ます。
ではShaper画面でズームや回転の操作を触ってみましょう。
(※P3Dでは3ボタンマウス、スクロールボタンマウスでの操作を前提としています。便宜上、スクロールクリックを中クリックと呼称します)
中クリック…パン(平行移動)
Ctrl+中クリック…回転
Ctrl+Shift+中クリック…拡大縮小(ホイール上下よりも細かく変更できます)
Ctrl+Space…注視点(回転中心)変更
いかがでしょうか。思ったところを表示できたでしょうか?
注視点の変更が簡単なので、感覚的に移動しやすいのではないでしょうか。
短いですが、今回ご紹介するのはここまでです。
次回更新ではオブジェクトの移動やライトマップについてをご紹介いたします。
最後までご覧いただきありがとうございました!