Features
- モックアップレスで製品実寸大での評価・検討を実現
- 業務・用途に応じた柔軟なカスタマイズが可能
- 評価目的に合ったソフトウェアを併せてご提案
モックアップレスで製品実寸大での評価・検討を実現
Visualizationシステムとは「まだ現実世界に無いものを、実寸大でリアルに表示できる」仕組みです。
デザイナーや設計者はCADを用いて製品を設計した後、確認のためにモックアップや試作機を作成しますが、これらの製作には多くの時間と費用が必要となります。Visualizationシステムを導入することで、モックアップや試作機を作ることなく、CADデータを用いた実寸大サイズでの製品検討が可能となります。
これにより、製品開発における費用や時間を削減し、開発スピードを大幅に引き上げる事ができます。
また、Visualizationシステムには「皆で同じ映像を見て、評価・検討ができる」という特徴があります。基本的に一人用の映像を表示するHMDとは異なり、複数の関係者で同じ映像を見て、実機確認と同等レベルの意思決定を行うことができます。
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業務・用途に応じた柔軟なカスタマイズが可能
Visualizationシステムは、お客様の業務や用途に応じてカスタマイズができます。
例えば、CADデータを3D立体映像にし、目の前に製品が置かれているように表示したり、モーションキャプチャシステムと連動させ、体験者の体の動きに合わせて映像を動かしたりグローブやハプティクスデバイスと組み合わせて、CADデータに触れ、手で持って実際の作業と同じ動きをさせることができます。
また、立体映像を床面や左右側面にも表示させ、CADデータの中に没入できる「CAVE型ディスプレイ」や、高解像度映像システムの「PowerWall型ディスプレイ」、及び円筒状にスクリーンを張り360度映像を表示する「シリンドリカルディスプレイ」などの特殊ディスプレイの構築においても、多数の実績があります。
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評価目的に合ったソフトウェアを併せてご提案
Visualizationシステムと併せて、リアルタイムレンダラーの
Lumiscaphe、組立・組付性検証ツールの
IC.IDO、ドライビングシミュレーターの
VTDなど、様々な業務用xRソフトウェアのご提案が可能です。
その他、CAEソフトの解析結果やスーパーコンピューターの計算結果の表示を行うための数値可視化ソフト、360度動画・静止画の表示ソフトの取り扱いもしており、お客様のお手持ちのデータセットを効果的にVisualizationシステムに表示するソリューションをご提案いたします。
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